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21世紀、産業界の主役である情報・ソフトウェア業界は、進化と変化が絶え間なく続くだろう。
1960年代〜70年代にかけては汎用機が主流であったコンピュータの世界も80年代に入り、いわゆる「ダウンサイジング」の進展によって主流はパソコンに移り、アップル・DEC・NECなどが台頭。ソフトウェアはマイクロソフトのOS「ウィンドウズ」、CPUではインテルと俗に言う「ウィンテル」連合が市場をリードする時代になった。このウィンテル連合に対抗するのが、OSに頼らない新プログラミング言語であるJavaを開発したサン・マイクロシステムズを中心とするグループ。
ここに、異なる機種間でも互換性や接続性に優れたシステム環境の実現に成功したオラクルが加わり、オープンシステムという概念の登場により、ソフトウェアはいっそうの発展期を迎えることになる。ところが近年では、さらに革命的な変化が見られるようになった。 |
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